金利と利息

お金を借りたら、借りたお金を返すだけでなく、その使用料として利息を支払わなければなりません。利息についての正しい知識を持つことが、ローンやキャッシングで”多重”を引き起こさないための秘訣です。

利息は、借りた人が、貸した人に支払うお金のことで、「利子」とも言います。元金(借りたお金)に対して、一定期間内に支払う利息の割合が、「金利」ということになります。

実質年率とアドオン金利の違い

「実質年率」と「アドオン金利」

実質年率の計算では、実際は毎月の支払いを繰り返すことで、元金が減っていきますので、「元金部分」は「借入残高」ということになります。

借入残高を基準にして利息をはじき出す方法が、【残債方式】といい、この方式で利息計算することを前提にして表示される年利率を【実質年率】といいます。

これに対して、「借入期間中に元金が減少しない」という仮定で計算される方式を【アドオン方式】といいます。

アドオン方式では、借入期間と年利率を掛けて利息額を算出し、元金と利息の総額を返済回数で割って毎回の返済額を決めます。

金利がかなり低いかのように誤解されやすい面があるため、アドオン金利の場合は、実質年率を併記するように定められています。

「利息」の計算方法

元金をベースにした利息計算は、以下のように行われます。

利息 = 元金 × 金利 × 借入期間

たとえば、10万円を年率15%で1年間借りると

利息=100,000(円)×0.15(15%)×12/12ヶ月(1年間)
    =15,000 円 

となります。

「年利」が実質的な金利になります

利息や金利の単位には、日歩(ひぶ)、月利(げつり)、年利(ねんり)がありますが、年利表示が基本となっています。百分率で表され、(%)と表記されます。

参考までに、日歩は、元金100円に対する1日あたりの利息、月利は、元金に対する1ヶ月当たりの利息の割合を示したものです。

ちなみに、「トイチ」とは、十日に一割の利息になりますから、年率に換算すると、365%、1万円借りたら1年間の利息は、36,500円になります・・・。コワッ!

利息には上限があることも知っておきましょう